ポスト成田or羽田?首都圏第三の空港として注目されている「茨城空港」

2010年に完成した関東3つ目の空港「茨城空港」が誕生した。

(以前から「百里飛行場」の名で航空自衛隊の飛行場として使われていた。)
場所は「小美玉市」という地元の人以外あまり聞き慣れない名前でざっくり言うと「水戸」と「土浦」の中間地点あたりである。
なぜここが今注目を集めているか調べてみた。

首都圏の二大巨頭の限界

現在首都圏の空路を支えているのは、言わずと知れた「羽田空港」と「成田空港」である。
前者は主に国内便を、後者は主に国際便を中心に全国、世界中からの利用客が絶えない、利用率、運航路線、共に国内トップを争う空港だ。
それゆえに、発着する飛行機の数は膨大で、今まで両空港は何度も滑走路やターミナルを増やして誤魔化してきたが、それももう限界がきており首都圏の空路そのものが慢性な渋滞状態で、少しの天候や気流の乱れなどがあると大幅な遅れも日常茶飯事となっている。
ましてや、近年「LCC」の就航が、その拍車をかけており、航空機の需要が急激に高まるにつれて収拾つかない状態になっていく一方だ。

期待の首都圏第三の空港「茨城空港」

そこで出てくるのが前述の「茨城空港」だ。
ここは場所的に「成田」や「羽田」とも干渉しておらず、東京からも近いという利点があるが近くに駅がなく、バスの本数もすくないという、空港へのアクセス面から現在利用客があまり多くなく、定期便も「神戸空港」発着のSKYマーク1往復に留まっている。

鉄道空白地帯からの脱却「つくばエクスプレス」延伸の期待

現状、「茨城空港」の最寄りの駅は、近くて10キロと地方の空港並みの不便さであり、東京方面へのバスも3時間に1本で、所要時間も1時間半と利用者が少ないのも納得である。
そこで、いま「秋葉原」から「つくば」まで走っている「つくばエクスプレス」を「つくば」から「茨城空港」まで延伸させる計画がなされている。

「茨城空港」に位置する小美玉市は現在、市の西端にJR常磐線の「羽鳥駅」があるのみで、空港近辺は、前述のとおり10キロ四方駅がない鉄道空白地帯だ。

現在の「茨城空港」は、前述のとおり利用客が伸び悩んでおり、便数を増やすにも需要が見込めない状態だ。バスの本数を増やすにも輸送量や所要時間を考えてあまりいい効果は得られないだろう。利用客を増やす方法として最善なのはやはり利用客を詰め込めて、時間も大幅に短縮できる鉄道だ。

これからの計画

同時に現在最高速度130キロで運転されているこの鉄道を160キロまで引き上げる計画や、「秋葉原」から「東京」方面へ延伸させる計画もある。
この3つが実現されると「東京」から1時間以内でアクセスすることが可能になり、より多くの便を飛ばせるようになり「成田」、「羽田」に代わる首都圏空港の拠点になることを期待したい。

まとめ

「茨城空港」が、首都圏第3の主要空港として機能することによって、「羽田」や「成田」の慢性的な混雑を緩和するだけではなく、「小美玉市」の名前も全国に知らしめるチャンスとなる。

また、現在は空港の周辺には何もない状態であるが、鉄道が通り、空港近辺にショッピングモールやホテルなどの施設も数多く建つことも期待できる。

是非とも、この計画が実現し、いち早く「茨城空港」が首都圏第3の主要空港と呼ばれるようになることを願う。

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北海道出身東京住みの鉄道好きです。
鉄道を使った東京旅を紹介したり、主に首都圏の鉄道の豆知識を書いてるブログです。

1989年北海道札幌市生まれで父親の転勤で茨城や仙台に住んでた時期もありますが高校からまた戻ってきました。

大学までまた札幌で育ち少しだけ愛知で働き、現在東京に住んでおります。

大の鉄道好きできっかけは、実家の真ん前に駅と踏切があり、小さい頃から馴染みのあるものだったからです。

列車はもちろん駅の周辺をぶらついて、色々な店や観光スポットを巡るのも大好きで、今は住んでいる東京をメインに探索しています。

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