今回、地方から出張に来ている40代男性の方からます。、”仕事が一日開いてどこかに観光に行きたい、だが東京のことは全然わからないからいろいろ教えてほしい”とメールが来た。
ここから、いろいろやり取りしていると、彼は大のお酒好きでなおかつ下町感溢れる情緒ある町並みが好きとのことで、以下のプランを立ててみた。
浅草寺からの神谷バーで一杯
まずは、下町の代名詞ともいえる浅草だ。
彼の拠点としている「東京駅」からは、電車を乗り継ぎ、約15分だ。
「浅草駅」を降りてすぐ目の前に、「浅草寺」はある。
浅草の観光といえば誰しも必ず足を運ぶ場所の一つであり、連日、海外からの旅行者をはじめ、多くの人たちで賑わっている。
そこで、一通りお参りや見物をして、次の目的地の「神谷バー」へ。
「神谷バー」とは、1880年に開業した日本最古のバーであり、「電気ブラン」が有名である。
「電気ブラン」とは、ブランデーをベースに様々な洋酒や薬草を配合(詳細は企業秘密)である。
名前の通り、舌がしびれるくらい強い酒なので、酒好きにはたまらないだろう。
ちなみに、このバーは昼間がメインにやっているので昼から飲みたい人には打って付けともいえるだろう。
アメ横でツマミ&お土産探し
次の目的地は、上野である。
上野までは銀座線で約5分だ。
アメ横は正式名称「アメヤ横丁」といい、JR山手線「上野駅」から「御徒町駅」間の高架橋西側と高架下の約500メートルを中心に約400店を有する商店街だ。
名前の由来は諸説あるが、終戦後の砂糖が貴重だった時代に、マーケット周辺で露天を出した中国からの引揚者会が飴を販売し、甘い物が贅沢品だった人々の間にも容易に手に入れることができるようになったと好評を博したからとも、さつまいもの糖分で作られた「芋飴」を売る店が並んだためともいう説もある。もうひとつは、アメリカ進駐軍の放出物質を売る店も多かったことからである。
その名残で、アメ横には、飴などの菓子を売る店が多く存在する
もちろん、乾物や魚介類を扱う店も賑わっているので、菓子より酒のツマミになるものを欲する彼にも満足できる店が多くあるので、まさに様々なニーズに答えられる商店街だ。
そのため、日本各地からの観光客で多く賑わう。
家族へのお土産や酒のつまみも安価でたくさん手に入るので、出張客にもおすすめだ。
アメ横から外れたところには飲屋街が
アメ横の近くには、昼から飲める店が多く建ち並ぶ。
値段もリーズナブルで店によっては瓶ビール1本400円、つまみを1品頼んでも1000円でおつりがくる店も多々存在する。
銀座や六本木などの高級店が建ち並ぶ繁華街では、それだけで3000円以上になるところもあるので、いかに経済的かわかるだろう。
勿論、本来の飲み屋らしく夜から営業する店も多く、平日の夜も仕事帰りのサラリーマンで賑わう。
今回のスケジュール
東京ステーションホテル出発
東京駅 徒歩3分
東京~上野 JR上野東京ライン 5分 東京駅7番線もしくは8番線乗車
上野駅 銀座線乗り換え 5分
上野~浅草 東京メトロ銀座線 5分 浅草行き乗車
浅草駅 1番出口より徒歩1分 雷門到着
雷門~神谷バー 約100メートル
神谷バー~浅草駅1番出口 3分
浅草~上野 東京メトロ銀座線 5分 到着列車乗車
上野駅~アメ横 不忍改札より徒歩3分
アメ横~御徒町駅 徒歩0分
御徒町~東京 6分 御徒町駅1番線もしくは2番線乗車(1番線は平日日中の列車は停まらない)
東京ステーションホテル到着
まとめ
このプランで、この男性は、前から行ってみたかったという雷門を1時間くらい見物し、大好物なお酒も思う存分堪能し、ベロベロに酔っ払ってホテルへ帰ったとのこと。
勿論、雷門やアメ横で買ったお土産は家族に喜ばれたとのことでこの企画は大成功だ。
今回はこの男性は、自由に探索したいとのことであえてそこまで綿密なスケジュールは組まなかったが、依頼があればもっと事細かくプランを組むことも可能で、道がわかりにくければ、別途マップも送れるので安心してほしい。
*この記事はメールを頂いた方の承諾を得て書いております。